頭がアッチッチ―!

神戸・六甲道のリサイクルショップ「オレンジスリフティー」のブログです。


こんにちは!何年ブリ?初めて?の知恵熱が出たカブッキーです。
なぜかというと、ヤンシュヴァンクマイエルの展覧会を観に行き
その時代背景をもっと知りたいと思い図書館に行き第一次世界大戦モダニズム
シュルレアリズムの本を読みあさっていたら熱が・・・!
寝たら治るし、しんどくならないタイプなんで全然大丈夫なんですけど、
久しぶりに何かを勉強しよう!って思ったのは久しぶりで清々しいです。


ヤンシュヴァンクマイエルチェコスロバキアプラハ生まれのシュルレアリストの芸術家で
アニメーション作家・映像作家、映画監督です。
映画の上映に先駆けて、展覧会をしていたんですが、
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、不気味?グロテスク?恐ろしい?
そんな作品が多いです。
人間の欲をテーマにしたもの、社会主義などに抵抗を試みる作品も多く、
映像や作りだすオブジェは本当に美しいです。
第一次世界大戦の当時、私は生きてないので本で調べるしかないのですが・・・
でも、どうやったらこんな作品が作れるんやろー・・・



私が今読んでいる第一次世界大戦の本のなかに
「兵士は生きた人間というより、空きができれば補充され、
死傷者何人と数えられるだけの物資に等しかった」という文章があって
ものすごい衝撃でした。人間が、人というより数としか扱われていない状況。
それでも、国の為に戦い、名誉な事と考えられる。
自分を表現する事が許されない時代に、多くの芸術家が必死に
自分の作品で何かを表現しようとしている。
こういう事を考え出したらキリがなくって当分、私の頭はいっぱいになりそうです。


そんな時代背景で頭がいっぱいな今日は迷彩柄のご紹介♪

近代までの軍隊の塗装は、「隠れる」以前に「目立つ」事が重要で、
視覚的手段しか識別法が無い時代、敵味方の識別や自軍の強さ、また自軍内での士官の地位や権威を誇示するために、
軍旗や甲冑、軍服には目を引く配色やデザインが求められたそうです。

しかし、目立つ軍服を着た為にたくさんの兵士が亡くなり試行錯誤が行われ
ピカソやブラックのような芸術家を集めて兵士や兵器を隠すためのカムフラージュ部が作られ、
目くらましの方法を使うようになったそうです。
芸術家が作り出した手法。今ではトリックアートとかありますが、
この時代は命や国を守る為なので、重大な仕事ですよね!


ん〜、こうして見るとやっぱり、目くらまされるー!?日本語あってる?
ズボンとカバンとスパッツ・・・あなたには全て見えました??


○○柄が流行り!なんて最近ではころころ変わりますが、
迷彩柄やいろんな柄、ファッションも、そういう歴史を知った上で
身につけたりしたいのもですね♪

今日は、カツオオコシヨとサミキブカでお待ちしております!(名前反対から読んでね)
※なんで人って、自分の名前は絶対に反対から言えるんですかね〜\(◎o◎)/!